子供服市場は少子化の影響により縮小傾向となる可能性が高いと言われる。今後、より消費者のニーズを捉えた商品企画をするために、商品に付加すべき機能の選択やデザインの展開方法の検討は必須である。本研究では、子供服市場において紫外線防御を目的とする商品が、現在、どのように子供服ブランドに取り入れられ、デザイン展開されているか、その実態を明らかとする事を目的としている。今回の研究結果では、0-6才対象のベビー・トドラーの帽子について、文献調査、アンケート調査、フィールド調査から、素材・色・形についてデザインの概要を示した。