その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 宮武 恵子
氏名(カナ) ミヤタケ ケイコ
氏名(英語) Miyatake Keiko
所属 大学 家政
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

翻訳書、学会発表、講演、作品等の名称

(紀要論文)卒業式に見る袴の現代的着装の研究Ⅲ -ファッションの視点から-

単・共の別

共著

発行又は発表の年月

2017/01

その他の分類

作品 他

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

共立女子大学家政学部紀要 第63号

概要

学生が選択する着物の色と日頃の装いとが一致する傾向が強まっていることが示された。これは、学生が袴滸装をファッションとして捉えている表れと言えよう。また、昨年と本調査から、本学学生が好む色が着物、袴ともに存在する可能性が示唆された。また、袴で黒が増えたことは、個人の好みや流行、あるいは日頃の装いに合わせた可能性などが考えられる。原因を明らかにするのは今後の課題である。クラスター分析については、昨年と同様に、日頃の装いに応じて袴の着装もそれぞれのクラスターに特徴がみられた。さらに、袴着装について女子学生が捉える「テイスト」「ファッションイメージ」分析の視点では、評価実験から、 4種類の言葉に相当する写真が選ばれた共通の理由に、“色”があることがわかった。色には各色や色の組合せに対して特有のイメージや感情的作用があり、このような色彩感情に対する効果の定鼠化の研究は数多い。これらの色の印象が袴着装のイメージに反映していると考えられる。(瀬川 かおり 、田中 淑江、大塚 絵美子、太田 裕子、長谷川 紗織 、宮武 恵子)