テキスタイル提案システム(TPS)の構築 ―アパレル生地検索のためのデザイナーによる生地評価の検討―
第18回日本感性工学会大会、F51、2016年9月9日~11日、日本女子大学
生地の感性尺度値には、デザイナー間で相関の高い生地種と項目がある。また,生地種によっては、評価の分散が小さい項目がある。しかしながら、すべての評価者が感性尺度値により検索された生地は妥当であると評価した。評価の共通性が低い項目は生地選択への影響が小さいためであり、むしろ選択範囲の絞り込みが評価されているものと考えられ、システムの有効性が明らかになった。(八島献也、山崎萌映、宮武恵子、金炅屋、高寺政行)