共立女子大学文芸学部准教授として担当の「文芸ゼミナール」(教養科目、1年時配当、半期、必修2単位)において、自己が多様なメディアによってどのように形成されるかを主体的に学ぶ契機を学生に目的として、SNE(Self Narrative Editing)シートの開発した。ブレインストーミングにより過去の人生の幸福感や挫折感を振り返り、如何にそれらの感慨を達成あるいは克服したか省察を行い、それらの能力が一体どのような能力として抽象化されるか、思いつくままに(思いつかない場合は与えられた語群の中から適切なものを選び)、所定の箇所に記述していくというものである。情報メディア活用の理解のみならず、就職活動時、役に立ったと評判が高い。