共立女子短期大学生活科学科教養科目「基礎ゼミナール」(1年次配当、半期、2単位)において、履修者にディスカッションの技術を習得してもらうために次の2つの方法を採用した。ひとつはビジネススクールのケーススタディでも採用されている映画『十二人の怒れる男』を鑑賞し、議論の展開方法を習得し、ふたつめには実際に「デザインの力で犯罪を抑止するために、どんなことが考えられるか」をテーマに、4~6人によるグループでのディスカッションを実施し、各グループの決定案の発表を行った。これにより自分の意見をいかに相手に伝え、議論の到達目標に近づくか、効果的に習得ができた。