日本・中国・韓国・シンガポール・タイ・ベトナムの加盟国の専門家によるセミナーを実施。渡辺は、16年に渡り観測を続けている東京のストリートファッションについて、これまでの集積データ(約15万点)を基に、歴史的な変遷をふまえて紹介した。ストリートではオリジナリティー溢れる新しいファッションが次々と創造され、そのタイミングはハイ・コレクションよりも早いと発表。世界に浸透した“カワイイパワー”、エリア毎に異なる特徴を持つ“ファッションの多様化”、“クールジャパンへの関心”などにより、日本のストリートファッションが注目を集め、コレクションに影響を与え始めていると解説した。