「ストリートファッションにおける女性服装色の変遷に関する研究(1)-同調色と相反色および循環性に関する考 察-」
日本色彩学会誌「日本色彩学会誌」vol.31-1
1994年~2004年の原宿、渋谷、銀座での女性服装色の調査に基づき、第1に服装色には循環性を示す傾向があり、無彩色の割合が50%を超えるときと、有彩色が50%以上となるときが約5年ごとに循環している。第2に服装色の出現推移は、地点ごとの特徴があり、原宿と渋谷は共通点が多いが、銀座は異なっている。第3に服装色には、増減の割合が同じように推移する同調色と、反対となるような相反色があることを解明した。 pp.14~25共著者:渡辺明日香・城一夫・児玉好信