建築と衣服のデザイン様式に共通した点があるといった視点から、1970年代から2000年代までの各時代における建築とファションとの関連性を考察した。1970年代のパルコによる店舗改革、1980年代のポストモダンのファッションとブティック群、1990年代のSPA型のブランドと路面店やセレクトショップの進出、さらに海外ブランドの台頭とブランドの世界観を表現する店舗など、各時代によって変化する建築とファッションの位相をまとめ、都市のファッション化を指摘した。 pp.28~35 共著者:渡辺明日香・城一夫