携帯電話やPHS等の情報機器の使用頻度とファッションとの間には何らかの相関関係があるのではないかとの仮説を立て、共立女子大学・短期大学の女子学生にアンケートを実施し、携帯電話の利用頻度とファッション意識、おしゃれ消費に関しての調査・分析を行った。その結果、女子学生のファッションのテイストを5つに分類し、さらに携帯電話の使用頻度によって3タイプに分けて、ファッションテイストと携帯電話の使用頻度をクロス集計して分析した結果、情報機器を使いこなすことができる学生はおしゃれ消費にお金をかけ、ファッションへの意識も高い積極的な傾向があることを明らかにした。 pp.98~111