有酸素運動および食事・栄養指導介入が女子大学生の糖化マーカーに及ぼす影響
日本体育・スポーツ・健康学会第75回大会 日本体育大学
中島 早苗、山田 直子皮膚に沈着するAGEsは加齢や生活習慣で蓄積し、若年層にも高値がみられる。そこで運動習慣のない女子大学生を対象に、有酸素運動または食事・栄養指導の介入を行い、糖化マーカーの変化を検討した。対象者を運動や食事指導の群と非介入群に分け、10週間介入と3ヶ月後まで評価した結果、HbA1cはいずれの介入群でも有意に低下し、運動群では皮膚AGEsにも改善傾向が認められた。以上より、運動は女子大学生の糖化マーカー改善に有効である可能性が示唆された。