グルコースなど還元糖と蛋白質・脂質・核酸などのアミノ基は非酵素的に糖化反応を引き起こし終末糖化産物(advanced glycation end products: AGEs)は形成される。これは特異的な蛍光を発生し、皮膚自家蛍光値(skin autoflouoresence: SAF)を定量的に計測することにより、おおよその蓄積量を評価することが可能とされる。TruAgeスキャナーを用いてSAFを測定し年齢ごとにどう推移するか。また同時に生活習慣との関連についても検討した。なお、本研究では主に若年層の測定および調査を担当した。
山岸 昌一、中島 早苗、上家 明美、勇 史行