近年,再構築の進行しつつある人文地理学諸分野の最新の動向をまとめた。さらに,隣接諸分野との関係を整理し,地理学の今後の展望について検証した。全716頁 編者:高橋伸夫
共著者:荒井良雄,石井久生,高阪宏行,斎藤功,杉浦芳夫,田林明,手塚章,戸所隆,村山祐司,矢ケ崎典孝,ジャンロベール=ピット, 他43名
本人担当部分:「スペインにおける地理学の動向(pp. 692-702)」を担当。
スペインにおける地理学の動向を,その萌芽期である19世紀末から20世紀にかけて概観した。さらに最近のスペインにおける地理学の動向について,都市地理学,ジェンダーの地理学,エスニシティの地理学などの観点から,その方向性について考察した。
(~2004/1)