暗記が中心になりがちな文学史の授業であるが、実際の文学作品に触れてもらうため、前期にカバーする時代の作品から選りすぐった「作品リスト」を配布。その中から必ず一冊を読み、期末試験の際に前半の知識問題とは別に、後半は作品持ち込み可で、その作品について論じてもらった。これにより、学生各自が作品と向き合う時間が生まれ、感じたことをまとめるトレーニングにもなったようである。後期以降も続けていく予定。また、知識問題に関しては、記憶の定着を図るために学期内に2度小テストを行った上で、その時の範囲も含めた期末試験を行っている。