ハワーズ・エンド邸から一枚の絵画へ――ゼイディ・スミスのOn Beautyに見る美学的転回
日本英文学会第82回全国大会
フォースターの『ハワーズ・エンド』を換骨奪胎したゼイディ・スミスの小説最新作において、精神的継承者を必要としているものが家から絵画に置き換わっている点に注目し、ポストモダン社会における視覚の(再)中心化を考察した。