博士論文 Sight and Knowledge Disconnected: The Epistemology of the Visual and the Ideological Gaze in the Novels of E. M. Forster and Virginia Woolf
ダラム大学
西洋において長い伝統を持つ「視覚中心主義」(特にデカルト以降、近現代のもの)が揺らいだ際に文学はどう応答しうるか、という観点からイギリス文学を読み解いた。主に取り上げた作家はヘンリー・ジェイムズ、フォースター、ヴァージニア・ウルフ、ゼイディ・スミス。作品に見られる視覚の認識論および眼差しのイデオロギー、作品の映画版や絵画芸術との関係について特に注目している。全322ページ。Durham E-Theses(http://etheses.dur.ac.uk/)でオンライン公開。