【総説】プロスタグランジンF2a, 広範囲 血液・尿性化学検査 免疫学的検査-その数値をどう読むか-[第6版](4)
日本臨床63(s8), 10-13.
上原譽志夫、田口理恵(内容)プロスタグランジン(PGs)の中でも極めて歴史の古いPGF2aは、子宮筋収縮や気管支平滑筋、消化管などの収縮作用を有し、分娩促進などの目的で産科領域での治療に使用されている。PGF2aならびにその安定的代謝産物であるPGFM、PGF2a 窶溺UM、またアラキドン酸の非酵素的変換産物である8-epi-PGF2aの臨床検査の目的、検査法、生理的変動、臨床的意義について概説し、加えて関連検査項目についても解説した。(分担)文献整理、図表の作成。