田口(袴田)理恵、鈴木清美、吉田幸平、相馬純子、河原智江、田高悦子、小堀悦孝
(内容)生活習慣病予防活動において、地区ごとの課題に応じた対策を検討することが重要であるため、A市の特定健診並びに生活習慣病予防健診データを用いて、性別年代別に保健活動の基盤となる地区ごとの生活習慣病関連指標有所見率を分析した。結果、女性では、男性に比して多くの生活習慣病関連指標の有所見率において、地区との関連性が存在することが明らかになった。中でも、BMIと収縮期、拡張期血圧については、若い世代から地区との関連性が認められた。今後これらの背景要因を明らかにし、対象集団に応じた対策の検討が必要であると考えられた。
(分担)データ分析、抄録作成