龍野千歳、田口(袴田)理恵、河原智江、今松友紀、糸井和佳、臺有桂、田髙悦子
(内容)近年、女性の就労割合は上昇しており、仕事と育児の両立支援が重要となっていることから、第一子の育児休業中の母親が自身の属するネットワーク内で求める感情面と情報面のサポート内容と対象について検討するため、第一子の育休中の母親8名に、半構成面接を実施し、質的帰納的に分析した。結果、地域では、就業母親が育児情報や共感を得られるよう、近隣の母親や就業母親との仲間づくりを支援する必要性が示唆された。職場では、就労母親への理解を深める職場風土づくりと、妊娠中~育児休業中に職場の先輩ママからの情報提供を促すことによって、復職への不安を軽減できると考えられた。
(分担)フィールド調整、インタビュー・データ分析・抄録作成指導、インタビュー実施