Haruna Manako, Rie Hakamada-Taguchi, Natsuko Watanabe, Rie Akiba, Chie Kawahara, Waka Itoi, Yuka Dai, Yuki Imamatsu, Etsuko Tadaka
(内容)近年、子育てにおける育児ストレスの上昇が地域保健上の大きな課題となっており、とくに産後3-4か月は母親に自信を与える支援の必要性が指摘されている。このため行政の子育て支援事業の中で、初妊婦と交流した3-4か月児を持つ母親にフォーカスグループインタビューを行い、その内的経験について質的帰納的に分析した。結果、本交流は育児を前向きにとらえ、自身の成長を確認する場となっており、母親の育児の喜びを増す可能性が示唆された。さらに、同じ母親同士のつながりの大切さを確認する場ともなっていることが示され、有効な育児支援策となっていることが確認された。
(分担)フィールド調整、インタビュー・データ分析・抄録作成指導、インタビュー実施