Mika Watanabe, Rie Hakamada-Taguchi, Etsuko Tadaka, Yuka Dai, Chie kawahara, Waka Itoi
(内容)ストレスコーピング特性が訪問看護師の就業継続意思に与える影響について分析するため、A県内の全訪問看護ステーションに従事する、全訪問看護師を調査対象とし、無記名自記式質問紙調査を実施した。結果、離職希望群では、他者を巻き込んだ情動発散型のコーピングを行う傾向が認められた一方、就業継続を希望している群は、気分転換型や問題解決のための相談型のストレスコーピングを行っており、ストレス解消に貢献していると考えられた。以上のことから、ストレスコーピングトレーニングなどの研修は、訪問看護師の離職防止策となる可能性が示唆された。
(分担)一部のデータ解析とデータ収集・解析・抄録作成・発表の指導。