【監訳】世界の医学誌から(ANN INTERN MED)若年成人期の非至適脂質レベルは中年期の冠動脈石灰化に関連-若年成人に高頻度に見られる非至適な脂質レベルと中高年以降の冠動脈石灰化:CARDIA研究
MMJ, 7(1):22-23
(内容)本論文は、若年成人期におけるLDL-C高値が、脳心血管イベントの独立した危険因子となるか否かについて明らかにするため、3,258名もの対象者に冠動脈CTを実施し、冠動脈石灰化をアウトカム指標とすることによって、若年成人期のLDL-C曝露量と中年期における動脈硬化性変化の関係性を初めて明らかとしたものであり、非至適LDL-Cレベルへの介入の必要性を強く示唆するものである。監訳を行った。