小田真奈花、河原智江、田口(袴田)理恵、臺有桂、糸井和佳、田髙悦子
(内容)在宅療養が困難な状態で退院した訪問看護利用者に対して、訪問看護師が行った介入や調整を明らかにすることを目的とし、A市内の訪問看護ステーションに勤務する訪問看護師に対し、半構成的面接を行い、訪問看護師が介入・調整が困難と感じた25事例について、質的帰納的に分析した。結果、訪問看護師は、訪問開始時は介護者・利用者が医療処置を正しく行えるのかを中心に訪問看護を行い、訪問開始1ヶ月から半年間は利用者・介護者の性格や医療処置・介護負担が在宅療養に及ぼす負担を意識しながら支援していることが明らかになった。
(分担)データ解析・抄録作成の指導。