西島知亜紀、笹目真千子、鈴木清美、相馬純子、齋藤義信、田口(袴田)理恵、河原智江、田高悦子、小堀悦孝
(内容)生活習慣病予防健診は、生活習慣改善のきっかけを与えることを大きな目的とするが、予算的、人的制約から、健診結果無所見者に対しては個別支援が提供されないことが多い。健診結果無所見者に対する個別支援の有無と、生活習慣改善の関係を調査してところ、健診結果無所見者の内、個別支援を受けた者でのみ、食生活習慣の改善が認められ、健診結果の受け止めに関しても、生活習慣改善の必要性を認識する割合が高かった。このため、健診結果無所見者に対しても簡便な方法で個別支援を行うことによって、初めて健診の目的が達せられると考えられた。
(分担)対象者リクルート、一部のデータ解析、抄録作成・発表指導。