田口(袴田)理恵、吉田幸平、鈴木清美、相馬純子、河原智江、田高悦子、小堀悦孝
(内容)生活習慣病に関する生理的指標の分析から、生活習慣病予防の介入時期として、40歳代が重要であることが第1報で示された。このため、特定健診の問診票からみた性別・年代別の生活習慣の特徴と行動変容ステージを分析しした。結果、好ましくない生活習慣を有する者の割合は、男女ともに40歳代で高いが、行動変容の関心期~準備期にあたる者の割合も40歳代が最も高いことが明らかになった。また、関心期~準備期にあたる者は検査結果に異常所見を有する割合が高いことから、介入効果も得られやすいと考えられる。したがって、40歳代は重要な生活習慣病予防介入時期にあたると考えられた。
(分担)データ解析、抄録作成、発表。