小林灯里、河原智江、田口理恵、臺有桂、糸井和佳、田髙悦子
(内容)男性同性愛者のセクシュアルヘルスに対する保健師の支援の実態と支援のあり方を検討するため、インタビュー調査を行った。結果、保健師の実施している支援要素として、「安心して相談できる関係を作る」「相談を継続できるようにする」「専門機関の協力を得る」の3点が抽出された。今後のより適切な支援としては、無意識な態度で相手を傷つけない配慮すること、保健師経験年数や経験内容等によって対応に差が出ないよう調整をはかること、さらには、プライバシーの問題に対する対応を事前に考慮しつつ、支援チームでの情報共有と支援体制を整備しておくことなどが示唆された。
(分担)データ分析・抄録作成・発表の指導