田口理恵(研究代表者)、河原智江(研究分担者)、田高悦子(連携研究者)
(内容)生活習慣病予防対策として、青・壮年期からの健診によるスクリーニングと健診を利用した保健指導・健康教育が重要であるが、地域保健の対象となる国保被保険者では、健診受診率の低迷が問題となっている。我々は国保被保険者の健診データ約3万人の分析から、40歳代若しくはそれ以前からの介入の必要性を明らかにした。さらに、本世代の健診受診促進方法を検討するため、30歳代の健診受診者を対象に、indepth interviewを18名に実施し、health belief modelを用いて、健診受診行動に関連する保健信念の構造を明らかにした。
(分担)健診データ分析、インタビューの実施と分析、報告書作成