池畑智絵、田口(袴田)理恵、河原智江、臺有桂、田高悦子
(内容)中年期からの生活習慣改善のきっかけを提供するため、保健所等では運動教室を実施しているが、参加につながらない人々が多く存在することが問題となっている。このため、アンケート調査により、参加者と非参加者の特徴を検討した。結果、参加者群では健康志向が強く、運動習慣、食生活改善に対しても行動変容のステージが高いのに対し、非参加者群では比較的健康への関心が低く、行動変容のステージも関心期以下に留まる者が多いことが示された。また、就業は健康行動の大きな障害となる可能性が高いことが示され、今後産業保健と地域保健の連携の重要性が示唆された。
(分担)調査対象の抽出、一部のデータ解析、抄録作成・発表指導