高坂麻美、田高悦子、臺有桂、田口理恵、河原智江
(内容)コミュニティーアズパートナーモデルに基づく実証的な地域看護診断を通して、今後の都市部における介護予防に向けた地域づくりへの示唆を得るため、1政令市T区t地区を4地区ブロック(A・B・C・D)に分割し、①既存資料の分析、②既存の社会調査の2次分析、③地区踏査、④関係専門職種からのヒヤリングを行った。結果、それぞれの地区特性から、A地区では認知症や寝たきりの予防ならびに家族介護者の健康づくりについて、B地区では地区組織化の促進や社会資源の開発、ならびに壮年期からの健康づくりについて、C地区では不慮の事故や災害時のサポート体制の整備について、D地区では閉じこもりの予防について各々今後の課題が示唆された。
(分担)データ分析・抄録作成・発表の指導