田口(袴田)理恵、田中奈津子、国井由生子、田高悦子
(内容)看護師ならびに医師教育機関において、実習前感染予防対策を決定する因子について質問紙調査によって検討した。結果、外的要因である「実習施設からの要望」が最も強く感染予防対策実施率に影響を与えており、全体に実施率の低い小児期感染症抗体検査実施率に与える影響は特に大きいことが示された。教育機関間の差を生じさせた内的要因としては、教員の「感染予防対策の必要性の認識」の相違が影響を与えていることが示唆された。
(分担)データ収集、データ解析、抄録作成、発表。