沖山智子、 駒井昌子、渡辺朋子、宇野由紀子、 真壁香、高見沢聡美、田口理恵、張漢佶、安東克之、石川隆、佐々木司、上原誉志夫
(内容)近年うつ病の増加が報告され、大学の保健管理上も大きな問題となっている。このたて、東京大学保健センターの精神神経科受診者の服薬状況について解析した。結果、抗うつ薬の使用は全体処方量の約1/3を占め、受診者におけるうつ病増加を裏付けた。また、気分障害に対する気分安定薬として、抗てんかん薬が単独、または炭酸リチウムとの併用で多く使用され、その増加傾向が確認された。
(分担)抄録作成、発表指導。