田口(袴田)理恵、渡辺美香、田高悦子、河原智江、臺有桂、糸井和佳、今松友紀
(内容)職業性ストレスモデルに基づいて訪問看護師のストレス状態とストレッサーを検討するため、首都圏A県内の全訪問看護ステーション316カ所に所属する管理者並びにスタッフに対して無記名自記式質問紙調査を実施した。訪問看護ステーション管理者と常勤スタッフナースでは、心理的な仕事の量的負担が顕著に高いことにより、ストレス反応が促進されていると考えられたが、一方、仕事の適合性が高いことと、上司と同僚から強いサポートが得られていることによって、ストレス反応の上昇は軽度に抑えられていると考えられた。非常勤スタッフナースについては、ストレス反応の程度は良好であった。
(分担)調査実施、データ解析、論文作成