30歳代地域住民に対する通信型保健指導による生活習慣改善効果の検討（査読付）

横浜看護学雑誌
4(1)、26-33

笹目真千子、田口（袴田）理恵、河原智江、田髙悦子、臺有桂、糸井和佳、相馬純子、鈴木清美、西島知亜紀、小堀悦孝

（内容）30歳代は重要な生活習慣病予防のターゲットであるが、社会的役割も大きな世代であり、保健指導・健康教育への参加の難しさが、地域保健活動上の大きな課題となっている。このため、先行研究からニーズの高さが指摘されている通信型保健指導を実施し、その食生活と運動習慣に与える影響を分析した。結果、生活習慣の分析結果と、それに基づく個別のコメントを送付することにより、約2か月後の食生活の改善につながることが示され、30歳代に対する介入方法としての有効性が確認されたが、運動習慣の改善は認められず、改善の必要性が認められた。

（分担）フィールド調整、調査指導、データ解析指導、論文作成指導