舛田ゆづり、田髙悦子、臺有桂、糸井和佳、田口理恵、河原智江
(内容)今後の都市部における孤立死予防に向けた地域見守り活動推進における住民組織が有しているジレンマならびにそれらに対処する方略を住民組織の立場から質的帰納的に明らかにするため、A市b区c地区(中学校区)で見守り活動の実績のある住民組織の代表14名及び保健福祉行政職11名の計25名を対象にフォーカスグループインタビューを実施し、質的帰納的に分析した。結果、ジレンマについては、【見守り支援の拒否や無関心】【近隣住民の関係性の希薄】【連携の弱さや資源不足】の各カテゴリーが抽出された。一方、これらに対する取組みについては【個と個における関係づくり】【近隣単位の助け合い】【住民組織の連携とシステム】が抽出された。
(分担)研究計画・データ解析・論文作成指導