Ogawa M, Hirawa N, Tsuchida T, Eguchi N, Kawabata Y, Numabe A, Negoro H, Hakamada-Taguchi R, Seiki K, Umemura S, Urade Y, Uehara Y
(内容)糖尿病性腎症の早期発見のための指標として期待されるL-PGDSと糖尿病腎症発症との関連性を明らかにするため、2型糖尿病自然発症モデルラットを用いて、腎障害の進展とL-PGDSの腎組織での発現を解析したところ、L-PGDSは腎障害発症の初期から発現が確認され、さら腎障害の進行に伴い発現増強することが示された。このことより、L-PGDSは糖尿病性腎障害早期発見のための指標となりうる可能性が示された。
(分担)病理組織データ解析(一部)。