加藤真子、一瀬雅夫、矢作直久、渡邊朋子、加藤恵美子、三輪裕紀子、米原裕美、田口理恵、井口涼子、鈴木順一、豊岡照彦
(内容)H. pylori菌感染と上部消化管疾患の関連が明らかとなり、そのスクリーニング法としてペプシノーゲン(Pg)検査の有用性が注目されている。我々は、職員検診受診者のうち希望者に対してPg検査を実施したところ、Pg検査を希望した男女計1584人中、Pg陽性者は179人であり、内視鏡による精検では高率に何らかの上部消化管疾患が認められた。さらに5年間のペプシノーゲン値変化率がハイリスク指標となる可能性が示唆された。
(分担)健診の実施、データ収集。