井口涼子、田口理恵、長内徳子、渡邊朋子、申偉秀、上原譽志夫、豊岡照彦、細井孝之
(内容)高齢者のQOLの向上のためには、中年期からの予防的介入が重要である。このため中年期女性を対象とした骨密度健診を利用した骨粗しょう症予防活動を行い、健診後の対象者の意識の変化、生活習慣改善効果から評価を行った。加えて、骨密度と年齢、血圧、体格の関連を解析した。結果、高血圧の者では正常血圧の者と異なる因子が骨密度と強い関連を示し、正常血圧者と異なるCa代謝調節機構が働いている可能性が示唆され、ハイリスク者抽出法に考慮が必要と考えられた。
(分担)データ解析、研究・論文作成指導。