国際平和協力活動(国際緊急医療援助・人道 復興支援)において医療安全管理業務を担当した看護師10名を対象に、半構造化面接法による個別インタビュー(60分)を実施した。目的は、海外の野外医療活動という厳しい条件下で形成される安全文化の構造を可視化し、安全文化の醸成に向けた課題を明らかにすることであった。
海外の野外医療活動では、「コミュニケーションの基盤構築」を進め、「チームワークの重視」を浸透させつつ「ストレス対処」や「環境に適応した医療活動」 を実践するために「リーダーシップの発揮」が重要であることが明らかとなった。
共同発表者:○尾立篤子、中原るり子、竹内千恵子
本人担当部分:研究計画指導、分析指導、発表資料の作成指導