人材育成の立場から,自動採点システムを活用したWebテスト(e-learning)の効果を検討した.
クラスの平均得点は44.1点(最高得点:120点)で,アクセス数と得点において有意な相関(r=0.61,p>0.05)が認められた.Webテストは概ね好評であったが,「使いやすさ」,「いつでもどこでも学習可能」,「アクセスの容易さ7名(26%)」において,否定的な意見が多かった.また,「PC立ち上げまでが面倒である」「Webテストのページにたどり着くまで,手間がかかる」とアクセスのしにくさを理由にアクセスしない学生がいることが明らかになった.
発表者:中原るり子