安全教育・人材育成の立場から,インシデントの多発要因である与薬技術に注目し,与薬技術習得と看護基礎教育(基礎教育)及び継続教育との関連を検討した.
取得率が7割に満たなかった17項目について,基礎教育で学んでいないと回答した者の割合は約2割を占めた.与薬技術習得のうち,共通項目には基礎教育(演習)が,内服関連には基礎教育(講義・実習)や継続教育(OJT)が影響を及ぼしていることが示された.注射関連では基礎教育(講義・演習・実習)や継続教育(就職時オリエンテーション・OJT)が影響を及ぼしている可能性が示された.
共同発表者:○中原るり子、竹内千恵子
本人担当部分:分析、評価、発表資料の作成、発表