人材育成の立場から,看護基本技術に対する卒業生の自己評価から,卒業時の看護基本技術の到達状況を把握することを目的に4年生(1期生107名)を対象に記名式集合調査を実施した.
調査した98項目中53項目については5割の学生が臨地または演習で「一人でできる」と回答した.しかし,16項目については3割の学生が「実施しなかった」と回答した.この16項の多くは診療援助技術で,臨地実習で体験しにくい技術であった.この結果を踏まえて,学内演習の充実と,基本技術項目や到達度の見直しの必要性が示唆された.
共同発表者:○中原るり子、遠藤英子、野崎真奈美、福田美和子、小泉麗、峯川美弥子、村井貞子
本人担当部分:計画、実施、分析、評価、発表資料の作成、発表