人材育成の立場から,第1期生の卒業にあたり,卒業後の人材育成の立場から大学における看護基本技術の到達度について卒業生の自己評価から検討した.
その結果,調査した98項目中53項目について5割の学生が「一人でできる」と回答したが,16項目については「実施なかった」と回答した.実施しなかった項目の多くは臨地実習では経験しにくい診療援助技術であった.以上のことから基礎教育と継続教育を視野に入れた段階的な教育の必要性が示唆された.
共著者:中原るり子、遠藤英子、野崎真奈美、福田美和子、小泉麗、峯川美弥子、村井貞子
本人担当部分:研究計画・実施・評価・論文の執筆