看護師がコーディネートするクリニカルパス検討会の効果-チームエンパワメントと看護師の役割-
「日本看護学会誌」 15, pp.36~47.
人的資源管理・組織文化の醸成の立場から,多職種が参加したクリニカルパス検討会の効果を質的に検討するために,看護管理の立場からA病院の医師1名と管理栄養士1名そして薬剤師1名に半構成的面接を実施した.その結果,検討会がチームのコミュニケーションを促進し,他職種との理解を深める場となったことを明らかにした.またそこでの看護師の役割は,①チーム医療を円滑かつ効率よく進める調整役と②患者情報の発信者,そして③気軽な相談役であることが示された.共著者:清水正子、中原るり子本人担当部分: