その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 広瀨 由紀
氏名(カナ) ヒロセ ユキ
氏名(英語) Hirose Yuki
所属 大学 家政
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

翻訳書、学会発表、講演、作品等の名称

インクルーシブな保育の立ち位置と可能性をめぐって ―ことインクルージョンは、「保育」が先進している? いない?―

単・共の別

発行又は発表の年月

2025/05

その他の分類

学会発表

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

日本保育学会第78回大会(長野県立大学)

概要

国連・障害者権利条約の批准から今日まで、日本でのインクルーシブな教育・保育への理解や実践は、はたして進んできたのか。今やどの現場にも支援や配慮の必要な子ども・乳幼児は存在する。子どもや家庭の多様化も進んでいる。この保育に関連する研究や発表も増加し、インクルーシブな保育が進展する可能性はあるであろう。一方、誤解は少なくない。すなわち、障がいのある子を含めば即インクルーシブ、インクル―シブ保育は特別で新しい保育等である。このような今、乳幼児期のインクルーシブな保育の現状、そして今後の可能性をどう見ればよいのか。本シンポジウムでは、乳幼児期の「インクルーシブな保育」に焦点を当て、今のその立ち位置・現状をどう見て、内在する課題、そして今後の方向性をどう見るとよいのかについて、以下の多相な視点・角度から検討した。1つ目の視点は、実際に障がいのある子、医療的ケア児などを含む保育に取り組み、実践の現場、また地域での取り組みを通して見えてきた課題や可能性(期待)から、2点目は、発達支援に特化した初めての保育誌を創刊し斯界の動きを鋭く見る編集者の視点では、このインクルーシブ保育の立ち位置と可能性をどう見ているか、3点目は、早くからインクルーシブな保育に関心をもち、その保育研究者の眼で渉猟した日本のインクルーシブな保育実践の経緯・研究物からの視点である。(企画者  太田俊己 話題提供者   高橋 潔・赤荻聡子・源嶋さやか・ 広瀨由紀 指定討論者   太田俊己・広瀨由紀 )