ポーランドの日本語教育100年と　現在、未来

日ポ国交樹立100周年記念シンポジウム (2019.11.23)　会議録 　ISSN 2433-4111


 

2019年度

本稿においては、「日ポ国交樹立100周年記念シンポジウム」ポーランドにおける日本語教育事情について、国際交流基金が行う世界の日本語教育調査より最新データを紹介した。歴史的振り返りとして、第一次大戦後にワルシャワ大学に日本語学科が設立された経緯に触れ、また第二次大戦以前の日本人講師による日本語教育実践を、終戦直後の刊行物、ドキュメンタリー・随筆などから掘り起こし、紹介した。また、1980年年代末に開始された国際協力機構・国際協力基金による日本語教育の人的支援の成果、および今後の展望について述べた。