子どもにとっての「遊び」の重要性を保育者はや大人たちが理解し、その遊びを「権利」として保障していくために環境を整備することが重要である。その環境には、社会といった大きな枠組みから、園内の遊具や玩具といった小さなものまで含まれると考える。物的環境だけではなく人的環境、特に保育者の持つ役割は大きく、環境構成や日々の保育計画、援助の方法等を子ども一人ひとりに対して、絶えず考え続ける必要がある。そして、子どもの権利条約だけでなく、その他の法令や保育の現状と照らしながら、子どもたちを取り巻く環境を構成し、「遊ぶ権利」を保障していく必要があると考えた。