経営学部生の語りからみた東南アジアでの長期海外インターンシップの意味-TEA分析によるキャリア発達の検討-
日本キャリアデザイン学会「キャリアデザイン研究」
No.16
東南アジアでの長期海外インターンシップについて、参加学生にとっての意味と課題をTEAで検討した。5つの時期区分に分類でき、完遂径路は4つの類型が導き出された。「働く人」「余暇を楽しむ人」を一定期間経験し、自らキャリアをデザインする準備が出来ていた。「温かく居心地が良いコミュニティー」の中で異文化理解していた。課題は派遣先で学生扱いされない心の準備、派遣先でのリフレッシュ機会の提供、帰国後に喪失感あり大学に馴染めない学生への対処が示唆された。