教育方法の実践例

基本情報

氏名 上淵 真理江
氏名(カナ) ウエブチ マリエ
氏名(英語) Uebuchi Marie
所属 短大 文科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

年月日(開始~終了)

202309

事項

「健康心理学」の授業の充実
「心理的健康」とは何かについて考えられるようになる。「心身全体のバランス」という包括的、心身医学的視点からも「心身の健康とはなにか」について考えられるようになる。「心身の健康を保つ方法」について学修して身に着けることができるようになる。「残存能力」「健康寿命」という視点以外にも「心身の疾病と付き合いつつウェルビーイング(幸福度)を保つ」という視点を身に着けることができる。個人の「健康度」だけでなく、「家族の健康度」「組織の健康度」などについても考えられるようになる。「障がい」「健常」という分類について皆で話し合い、考えてみることができるようになる。「バリアフリー」の視点についても身に着けることができる。「ワークライフバランス」を保つための具体的プランなどついて身に着けることができる。「学修」「バイト」「家事」など実際に「ワークライフバランス」について振り返ることができるようになる。
QOL(生活の質)の心理テストを試したり、「生活」の見直しをして「より過ごしやすくする」ことについて身に着けることができる。心理の援助、福祉の援助、看護の援助などにおいて、クライエント(利用者、患者)の健康的な部分にも焦点化する技法、健康的な部分を引き出す技法を身に着けることができる。受講者自身もより「健康的な部分」を日頃から焦点化することで、「過ごしやすい」日々を送れるようになる。日頃の対人関係においても、他者の「健康的な部分」と交流することで、ストレスを軽減できることが理解できるようになる。「他者の長所」と交流することで、より生産的な関係やバイトになること理解できるようになる。心理アセスメントについてのオーダーが医師などの指示から依頼された場合の「所見」の記述の仕方も、「健康的な部分」についても記すことが大事であることを学ぶことができる。「異常心理学」「精神疾患」の視点だけではなく、「可能性も含めた健康度」は「成長、発達」「変化可能性」につながることが理解できるようになる。どのような疾患、重症度(身体も含めて)であったも、そこに「健康度」「幸福度」が見いだせる事例を、守秘義務範囲でエッセンスをお伝えし、「絶望しずぎず」「より快適に過ごせる」視点を身に着けることができる。

概要