脳死患者家族の心理的ストレスとオプション提示に関する研究
日本精神衛生学会第25回大会(国立看護大学校・東京都清瀬市)p.41
共同発表者:重村朋子・奥田良子 脳死患者の家族の心情についてインタビューを行った。この研究では、特にオプション提示(臓器移植を含む終末期の治療の方向性に関する提案)に関する家族の心理を明らかにすることを目的とした。その結果、患者の病状を理解すると共にそれを否認する心性との二重構造がみられ、また役に立つべきという気持ちとそれに戸惑う葛藤がみられた。共同作業のため分担明示は出来ない。