パニック発作の事例についての一考察
共立女子短期大学文科紀要第52号 pp.1-5.
近年増加しているパニック発作を主訴とした、事例研究である。1年余で回復した事例を考察した。経過のなかで、セラピストの陰性の逆転移やクライエント(患者)の陽性の転移があり、クライエント(患者)がセラピストに恋愛転移を起こしたが、治療的に扱い乗り越えた。クライエント(患者)が無事回復した事例である。