自己像と「やせている人」のイメージが拒食・過食傾向に及ぼす影響
心理臨床学研究第21巻第5号 pp.532-536. (査読有)
500人の女子大生について質問紙調査を行った。性役割(女性性・男性性・人間性)の尺度を用いて、「やせている人」のイメージや理想の自己像、現実の自己像、他者から期待されていると思われる自己像について質問をおこなった。男性性・女性性・人間性ともに高い理想をもつ「スーパーウーマン」志向が、臨床群に見られた。健常者においても高い自己像や「やせている人」への美化が見られた。